私の手作りホームページです。地味で申し訳ありませんがどうか楽しんでご覧頂ければ幸いです。・・・笑 平成26年からは業務履歴を除き新事例紹介は新HPにて公開させて頂きます。

  新ホームページはhttp://www.ku-so-sha.comへ。更にスマホ用HPhttp://www.ku-so-sha.com/sp1へ。 創業時の当該HPと合わせてお楽しみ下さい。(どちらも私の手作りです)

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 施工例1YB邸2007
施工例2MZ邸2008 施工例LK美容室2008 施工例W邸2008 施工例M邸2005 施工例O邸2005 施工例O邸2005 施工例T内科医院2005 施工例M邸2005和室床の間 施工例O邸2005風呂 設計事務所 施工例T内科医院2005 施工例IM邸2009

   小さな事務所ですが、ゆえに、こまやかな配慮、創意工夫が信条です。心のこもった家創りで対応させて頂きます。
   
 独立して18年超、習熟した匠の技で感動の家創りからリフォームまでを納得の価格で実現致します。住まいを中心に93棟の実績で皆様のお越しをお待ち申し上げております。

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 施工例I邸2003 施工例I邸2003洋室 施工例H邸2004リビング 施工例H邸2004モダン外観 施工例M邸2003洋風外観 施工例TM邸2006あらわし筋交 傾斜地、別荘 施工例OK邸2005寄棟 施工例2006事務所内観 施工例MZ邸2008旗竿敷地 施工例IG邸ピアノ防音室2007 施工例W邸2008和室高天井


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勉強室No.2・・・音について・・・

皆さんが興味深い問題のひとつに『音』がありますね。気になる隣の物音、道路を走る自動車やダンプの騒音、階上の床から伝わる子供が飛び跳ねる振動音など・・・気になるととことん気になってしまう音の問題について皆さんに解かり易く解説してみましょう!

上の写真は2×4住宅で一般的に行われている吊天井をあらわしています。これは上階から伝わる床衝撃音を直接天井が固体伝播しないよう床を載せる根太と天井下地(天井吊り受け木)を別々に分けて施工し床と天井とを構造的に絶縁している状況を示しています。これはほんの一例ですが音に対しては様々な工夫が必要です。

それでは問題を解決するための根拠をきちんと理解するために音に関しての基本的な知識を学んで下さい。

● ポイント知識1.
上記防音対策等、音に関しては関心のある方が多い所なので簡単な基本的知識を解説します。
実際の音のエネルギーと人の聞こえ方には大きな差があることをまずは知ってください。人の音の聞こえ方は実際のエネルギー量の対数に比例します。…これをウェーバーフェヒナーの法則と言い、
『人間の感覚は与えられた刺激の対数(10の対数・いわゆる常用対数)に比例する』というものです。

一般に知られている音のエネルギーといえばパワーレベルWがあります。これを用いて人の耳に聞こえる聞こえ方で音のエネルギーを表すと

@ PWL=10 log10WW0Aという式になります。W0は人が耳で感じられる最小の音エネルギーで10-12W/u
◆対数と聞いただけでもうだめだと思っている人、大丈夫下の記述を見れば簡単です。

1.常用対数logXX10の何乗かを表しますから、例えばlog100004となりlog104=4となります。また10倍して初めて乗数は1増えますからlog1055となります。
◆どうです・・・原理は簡単です。特に10の対数は常用対数と呼ばれ最も解かりやすい公式なのです。

2.実際の音を上式Aに当てはめて考えると10-6W/uの音は10×log10-610-12=10 log106となり6×10=60dB(Wを人の聞こえ方の対数値で表すときの単位)となります。
◆dB・・・この辺になると聞いたことがあるような気がしませんか!

ポイント1.…ここで重要なのが実際の音が2倍になっても人は0.3倍にしか聞こえないということです。Log2=0.301、パワーレベルPWL10 log2=3dBということになります。つまり10倍となって始めて10dB100倍で10log100=10log102=10×220dB大きくなると言うことです。このように人の感覚は大変鈍覚であるということを覚えておいてください。

ポイント2.…又音のエネルギーは距離の逆2乗則といって距離の2乗に反比例します。つまり距離が2倍になると1/4に、4倍になると音エネルギーは1/16になると言うことを覚えて下さい。

ポイント3.…そしてさらに人間の耳は40phon程度の中程度の音圧では低音と高音が聞き取りにくく、これを人がほぼ同じ程度に聞こえるように補正した音圧レペルを結んだ曲線を等ラウドネス曲線といいます。FMラジオなどでは周波数をこのラウドネス曲線に基づいて補正して流しているのでいい音に聞こえたりするのです。
また騒音測定などではこのように周波数補正した騒音レベルで測定しこれを
A特性騒音レベルと呼んでいます。

以上音に関しての3つの特徴について学びました。
それでは住宅等で必要な音対策について勉強してみましょう!

● ポイント知識2.
音対策には大きく遮音(反射)と吸音(吸収)の2つがあります。主に低域には遮音中高域には吸音が必要になります。

@遮音について・・・遮音による透過損失は壁体の面密度(m)と投射音(f)の周波数に比例します。
   透過損失TL=20 Log10 f・m−43dB
◆上式からも解かるように投射される壁の質量が大きい程、つまり鋼鉄鉛板を用いた方が遮音性能は比例して高くなります。

遮音対策としては・・・窓などに関しては2重サッシにしたり、床等に関してはスラブ厚を厚くする、又はコンクリートなどの比重の高いものを利用する等が有効なのです。

A吸音について・・・吸音力については吸音面積(s)と吸音率(α)に比例し単位にuとかいてメートルセービン と読みます。
 
吸音力(u)メートルセービン=吸音面積(s)×吸音率(α)

原理としては音を1.振動などの動的キネルギーに変換し吸収する場合と2.ヘルムホルツ式と呼ばれるように音を乱反射させながらバウンドさせて吸収してしまう方式の方法があります。
        
上図はヘルムホルツ共鳴器の原理を単純化した図です。
壺の口から入った音は限りなく壺の中で反射させエネルギーが減衰していきます。
つまり音楽室やスタジオルームの壁に多孔質材料(孔あきボード)を用いるのはこの理由からで

1.孔の開口率(単位面積当りの孔の数)が多いほど又
2.壺の口が絞られているほど、言い方を変えると背後の空気層が厚いほど吸音効果は大きくなるわけです。

吸音対策としては・・・壁に孔あきボードなどを用い壁体内を利用して背後空気層を出来る限り大きくとり、かつ内部にグラスウールなどを用いて振動を摩擦熱などの熱エネルギーに変換してしまうことが有効なのです。

●結論
以上基本的には遮音と吸音を同時に考慮し低域から高域までを有効に遮音、吸音する必要があります。
お解りになりましたか・・・?

さいたまの設計事務所  Hiro 空創舎 一級建築士事務所  皆様のお問い合わせを心よりお待ち申し上げております。